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● わが家にたどり着けない ●
通勤や通学、買い物、行楽など、出先で地震に遭遇し、交通機関の運休により、わが家にたどり着けないひとをいいます。
東京都の調査では、自宅までの距離が10kmを超えると1km増すごとに1割が挫折し、20kmを超える距離では全員が帰り着けないという条件を設定しています。
愛知県でもこれに準じたに帰宅困難者を想定していますが、連動型地震の場合98万人(名古屋47万、豊田5万3千、豊橋2万9千..)、安城市内でも1万6千人の帰宅困難者(安城市内に滞留してしまうひと)の発生が見込まれます。
〜9km 10km 11km ・・・ 18km 19km 20km 21km〜
帰宅者 10人 9人 ・・・ 2人 1人 0人
困難者 0人 1人 ・・・ 8人 9人 10人
公共交通機関だけでなく、マイカーで外出した場合にも帰宅が困難になることがあります。
地震後の道路混雑による渋滞がその原因です。
下の図は阪神淡路大震災のときの渋滞状況で、地震後1週間を過ぎてもクルマの流れが徒歩(時速4〜5km程度)以下であることは興味深いところです。
特にクルマへの依存度が高いこの地域では、それ以上の渋滞や混乱が発生しても不思議ではありません。中途でクルマを乗り捨てることは困難なことですから、クルマでの移動を最初から諦め、『最速』の手段である『徒歩』を選択する判断が必要になります。
東海地震警戒宣言
想定東海地震に限っては、事前に予知の情報が提供される可能性があります。
『注意情報』が発せられると公共交通機関は増発の処置が取られますが、『警戒宣言』後はすべての交通機関は運休し、徒歩での帰宅が余儀なくされます。
地震後よりも気をつけなければならないのは、いつ地震が発生しても大丈夫なように、想定される危険箇所を回避しながら歩くこと(地震後も余震に気をつける必要があるが倒壊物がある程度の目安にはなる)が必要になります。古い家屋の並んだ路地やブロック塀、ガラス張りのビルの下など、発災時の姿をイメージしながら通過することが必要です。
このとき既に通信障害の発生が予想されているので、メールや171(災害用伝言ダイヤル)などを利用して家族に現在地を伝えることは、家族に安心感を与えることでしょう。

原則は自助努力
帰宅困難者に対する施策の基本は、残留した者を保護することではありません。
たとえば、愛知県地震防災推進条例に明示されているように、集客施設やターミナル駅から滞留者をいかに減らし、いかに円滑に帰宅してもらう(出ていってもらう)か、といったことが目的で、その手段は徒歩しかありません。受けられる支援も徒歩帰宅のための支援です。
(帰宅困難者等に対する支援)
第18条 県は、市町村その他地震防災に係る関係機関と連携し、東海地震に係る警戒宣言が発せられ、又は地震災害が発生したことによって、長期間にわたり交通機関が停止し、又は道路における車両の通行が禁止されること等により、帰宅することが困難となり、又は旅行途中で目的地に到達することが困難となった者(次条において「帰宅困難者・滞留旅客」という。)が徒歩により円滑に帰宅し、又は避難するために必要な情報の提供、食料及び飲料水の確保その他必要な対策を講ずるものとする。
(避難者の相互協力)
第19条 避難地において避難生活を送る地域の住民及び帰宅困難者・滞留旅客は、互いに助け合い、協力して、自主的に共同生活を営むよう努めなければならない。
帰宅困難者心得10ヶ条
これは東京都が提唱している『帰宅困難者心得10ヶ条』です。
自宅までの地図や運動靴、非常食を準備するだけでなく、実際に歩いてみることが大切ですが、なかなか出来ることではありません。
せめて、クルマで走ってみることです。

 @ つくっておこう帰宅地図
 A 歩いて帰る訓練を
 B 事前に家族で話しあい(連絡手段、集合場所)
 C 携帯ラジオをポケットに
 D ロッカー開けたらスニーカー(防災グッズ)
 E 机の中にチョコやキャラメル(簡易食料)
 F 季節に応じた冷暖準備(カッパ.携帯カイロ.タオルなど)
 G 安否確認、災害伝言ダイヤルや遠くの親戚
 H あわてず騒がず状況確認
 I 声を掛け合い助け合おう
そうすることで、途中の町並みを覚えたり、危険箇所(住宅地の細い道など)とその迂回路を確認したり、昼と夜の風景の違いを知っておくことが出来ます。また、それらを基に、自分だけの帰宅地図を作成することも大切な目的のひとつです。
そして、何よりも徒歩で帰宅できたことの「自信」が大きな収穫になります。

徒歩帰宅グッズを持ち歩く
通勤通学中に地震に遭遇することを考えれば、ロッカーやデスクに準備しておくというのは万全ではありません。とにかく【コンパクト】に【軽く】まとめて、常時持ち歩くことが苦痛にならないように工夫することが大切です。
さらに常にウォーキングシューズを履いていたいところですが、万一の地震のためだけに生きているわけではないので、それは無理ですね。
 帰宅地図  職場や学校から自宅までの地図のコピー  帰宅マップへジャンプ
 携帯ラジオ  コンパクトなカード型、俗称「通勤ラジオ」がbetter。
 お茶や水  250ccのペットボトル。
 携行食  キャンディやドロップ、シリアルバーなど高カロリーなもの。
 タオル  プレス(圧縮)タオルがコンパクトでbetter。
 雨具  使い捨てのポケット雨具で十分。
 懐中電灯  小型の高輝度LEDがコンパクトで点灯時間が長い。
 靴擦れ防止スティック  歩き出す前に塗っておく。気休めかもしれないが ・・・

帰宅しないという選択肢
自宅への連絡が取れ、安否の確認が出来たなら、取りあえず帰宅を急がず、夜間ならば最寄の避難所で一夜を過ごし、様子見することもひとつの選択肢です。上記条例にも「互いに助け合い、協力して、自主的に共同生活を営むよう」にとあります。避難者の中に初めから帰宅困難者は数えられているわけです。堂々と避難所へ駆け込めばいいのです。
そのためには、自分の帰宅経路の市町村の避難所の設置場所をあらかじめ知っておかなければなりません。各市町村の防災サイトには、必ず避難場所の情報が載っていますから、地図に書き込んでおきましょう。

もっとも大切なもの
 これまでに挙げたこと以上に大切なものにも触れなければなりません。
 ほかでもない あなたの 脚力、基礎体力 です。説明は 不要ですよね?

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