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● 水道の代替 ●
生活用水は、家庭で使う水(家庭用水)とオフィス、ホテル、飲食店などで使う水(都市活動用水)を合わせて、一日当たり、322リットルを使用しています。
そのうち家庭用水は242リットル使用され、内訳は、トイレ(約28%)、風呂(約24%)、炊事(約23%)、洗濯(約17%)と洗浄のための水が大部分を占めています。
東京都水道局 平成14年度一般家庭水使用目的別実態調査より

生存のための水
ひとり当たり3リットルが1日の必要量といわれ、備蓄するようにいわれています。
これは正しくは、成人が排出している水分量で、尿や便として1,500ml、皮膚や呼吸から「不感蒸泄」している水分が1,000ml、計2,500ml=2.5リットル程度なのだそうです。
自分は1日に3リットルも飲んでないよ、というのは当然のことで、ご飯や麺の中からも気づかないうちに水分を摂っているのです。水をひとり当たり3リットル確保しろというのは、多いようで実は最低の量なのです。
     必要量の目安の算出式
体重 8kg の乳児 150 (ml/kg/日)× 8(kg) 1,200(ml)/日
15kg の幼児 100 (ml/kg/日)× 15(kg) 1,500(ml)/日
60kg の成人 50 (ml/kg/日)× 60(kg) 3,000(ml)/日
中越地震ではエコノミー症候群が注目を集めましたが、心筋梗塞なども含め循環器疾患は、阪神淡路大震災でも大勢の中高年者の命を奪いました。いずれも不自由な環境でトイレへ行く回数を減らそうと食餌や水分の摂取を控えた結果としての震災関連死です。
災害時だからこそ、普段以上に水分補給に心掛けることは、水分バランスを保ち、震災関連死を防ぐ上でも大切なことで、一日分3リットルといわず、もっと多くの備蓄をして、十二分な摂取が必要といえそうです。
飲み水の備蓄方法
手っ取り早く飲用の水を確保しておくには市販のミネラルウォーターを買うのがいいでしょう。災害用長期保存水と銘打った高純度の精製水もあります。前者は賞味期間2〜3年、後者は長いもので5〜6年ですが、価格は倍以上しますから、コストパフォーマンスは似たようなものです。スーパーの特売品を確保すれば前者に軍配があがります。
ペットボトルに水道水を入れておく方法でも2ヶ月程度なら支障なく保存できるようですが、容器の洗浄や入れ替えの手間を覚悟しなければなりません。几帳面な方向けです。
蛇口の手前、流し台の中に据え付ける貯水タンクなどもありますが、容量は限られており家族の人数分を確保することは難しいようです。

生活のための水
飲み水以外の生活用水です。入浴や洗濯は我慢することも可能ですが、トイレの水だけは我慢する(流さない)わけにいきません。水洗トイレの普及した現代では、この水の消費量は最も多く、それ故、深刻な問題となることは、阪神淡路大震災でも大きく取り上げられました。
水洗トイレの水の使用量は1回10リットル前後ですから、灯油用ポリタンク1缶の水も2回流せばなくなってしまうのです。
トイレ用の水は特に水質を問うほどのものではないので、川や池の水でもいいのですが、町内にはそれもなく、家庭ですぐにできることとしては、風呂の残り湯を常に貯めておくこと習慣にすることくらいです。ただし、小さな子供さんのいる世帯には事故の危険性もあり、あまりお奨めできません。
いっそのこと、水の要らないトイレを準備しておく、という方法もあります。

第三の水
防災では「飲用水」とともに「生活用水」についてはよく取り上げられます。しかし、災害発生時に最も緊急に確保したい水については、ほとんど語られていません。それは「消火用水」です。消火栓があるではないかと思いがちですが、大地震の発生と同時に水源確保のために緊急遮断弁が作動するため、大地震発生時には消火栓を開いても水が出てくることはありません。
わずかに水道管に残った水を消防車両などのポンプで強制的に吸引する以外に利用する手段もありません。もっとも想定被害上の火災件数は消防車両の数を上回っていますから、消防車両の到着を期待することも難しいのですが・・・
地震火災という場面に限っては、消火栓に依存しない消火体制の確立が必要になります。
バケツリレーで初期消火、というわけにはいかないのです。
トイレや消火のための水の備蓄方法
雨水利用
雨水を貯めておくという方法があります。 そのためのスペースを新たに確保できる世帯はそれほど多くはありませんが、今後下水道が設置される区域での既存の浄化槽の雨水貯水槽化には、助成金制度もありますから活用しない手はありません。
ガーデニングブームの影響からか、散水に雨水を利用することは珍しくなくなってきて、幾種類もの洒落たデザインの雨水タンクもホームセンターで売られています。こうしたガーデニング用品も助成制度の対象になっています。 
安城市雨水貯留浸透施設設置補助事業
地下水利用
洗濯や入浴には大量の清潔な水が必要になりますがこれはかなり難しい要求です。これをかなえるのは地下水くらいでしょうか。
町内に上水道が普及し始めたのは昭和30年代後半ですから、それ以前から町内にいる家のにはまだ、井戸を持っているところがあります。時代とともにその数も減ってきていますが上水道の代替として考えれば、井戸の保存はそれぞれの世帯の問題としてではなく、地域の財産という観点から必要になります。
井戸を使用しなくなっても、ポンプを残してもらう、せめて取水管を残してもらうなどして、必要な際に容易に井戸を利用できるよう、地域から要請して保存することが必要です。
断水が長期にわたるのなら、新たに井戸を掘ってしまうというのもひとつの方法です(町内にさく井業者さんがいます)。
趣味としての井戸掘りというのもあるようです。庭の水やり用にDIYで井戸掘りに挑戦してはどうでしょうか。前述の業者さんによれば、町内では概ね5〜6m掘れば水脈に当たるそうです。

断水時に水を受け取る方法
備蓄した水を使い尽くした頃、ようやく給水活動が始まります。給水場所から自宅まで水を運ばなければなりません。給水用にポリタンクを備えておくと重宝しますが、最も安価で一般的な18リットルのタンクは普段は場所も取って邪魔になります。水運びの経験のある方はわかると思いますが、片手よりも両手に持った方が歩き易いことはもちろん、ポリタン2個、計36sは、かなりきつい。まして、3階、4階それ以上になるとほとんど無理な相談です。保管場所が確保できるなら、ポリタンクはいくつあっても多過ぎることはありませんが、運搬の手段としては、せめてその半分、片腕に10リットル程度が妥当です。バケツにビニル袋を入れ、その中に水を入れて運ぶ方法は、思いのほか合理的で、重ね置きが出来、場所も取りません。

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